『習っただけ』

午前1:

・相談「同じ料理教室の友達が卒業するので、手紙を作りたい」

→Word「ページ設定、画像の挿入・操作」

 

午前2:

・Word「範囲選択、文字書式、段落書式」

 

午前3:

・Word「ページ設定、表の挿入・操作、文字書式、段落書式」

 

午後1:

・Webサービス「確定申告書作成コーナー」

・タイピング特訓(65)

・座学「ふるさと納税について」

・話題「地元のおいしいお店について」

 

午後2:

・IMEの操作「読みの入力、変換、文節の操作」

・座学「ふるさと納税について」

・話題「地元のおいしいお店について」

 

午後3:

・Power Point「デザイン、図形の作成・操作」

・タイピング特訓(82)

・話題「地元のおいしいお店について」

 

午後4:

・座学「ハードウェアとソフトウェア、ネットワークの仕組み」

 

午後5:

・ハードウェアの操作「マウスの操作」

・Windowsの操作「アプリの起動、電源の操作、ファイル機能、編集機能」

 

午後6:

・見学、相談、入会手続き

 

 

 

本日入会された方は、比較的お若い方。

学校でもパソコンの操作の授業はあったはず。

 

ちょっと聞いてみました。

 

「学校ではパソコンの授業がありましたか?」

 

この問いに対する答えに、はっとさせられました。

 

「習いましたが、『習っただけ』という感じでした。」

 

 

 

学校でパソコンを習わなかった世代の方は、若い方に対して

「でも今は学校で習うんでしょ?」

というイメージを持たれている方が多いと思います。

 

でも、その実情は「習っただけ」という言葉に表現されるように、

教科書に書いてあることをただ復唱するだけ、という現場もあるのでしょう。

 

仕方ありません。

 

教える側の先生は、自身が学生の時に習っていないのですから。

 

 

 

そう考えると自分はかなり幸運だったと思います。

 

一浪しても大学受験の勉強を全くしていなかった自分は国公立大学の受験に落ち、

私立の大学には受かっていましたが、授業料を見た両親にどうあがいても無理と言われ、

焦って探した進学先が情報処理専門学校。

 

浪人だとか進学高卒とか文系理系とか言ってられません。

実業高校ではなかったので、本当になんのスキルも持ってなかったので、選ぶ余地はありませんでした。

 

 

 

そして退路がない中で、当時はあまり世の中に浸透していなかった情報処理の学校へ。

先生方はいわゆる教育免許ではなく、現場で生業としてコンピューターを操作する立場の方々。

今考えれば文字通り「食うための知識」を教えてもらいました。

 

というより、その教えてもらったことそのもので飯食ってますからね、私。

ここまで「学校で習ったことで飯を食う」を体現している人間も少ないと思います。

 

 

 

時代もよかったですね。

今ほど新しい技術が出るペースは速くなく、かといって習った新技術がそのあとすぐに身近になる。

 

今って「よくわかってない技術を使わないと生きていけない」というわけわからん時代だと思います。

 

 

 

しかし、そうはいっても時間を作れば何とか追いつけるレベルだと思っています。

 

というか、そこであきらめて何もしなければ、自分の知識と時代との格差は広がるだけですね。

 

 

 

すごい時間はかかるのは間違いありませんが、一歩一歩確実に自身をアップデートしていきましょう。

 

 

 

パソコン教室 うさぎとかめ より