文字の輪郭の色を変える

午前1:

・Excel「ページ設定、印刷」

 

午後1:

・Photoshopで創業祭チラシ作成

 

 

 

午後1の件。

 

画像加工ソフト「Photo Shop」を使って、創業祭のチラシを作っておられます。

A4縦にタイトル・イベント内容・開催日時・イラストなどふんだんに盛り込んでいます。

 

多くの方に見てもらうものなのでただ作るだけでなく、

視認性(見やすさ)なども配慮する必要があり、結構大変です。

 

現在10時間経過しましたが、8割完成といったところでしょうか。

 

 

 

この視認性、デザインするうえでは基本の考え方です。

 

例えば、以下のような画像があったとします。

ここに、「創業祭」という文字を入れる必要があるとしましょう。

まずはあえてとても視認性が低い例を紹介します。

背景の空に合わせて、空色で文字を入れてみましたが、
このままでは非常に見づらいですね。

 

では、色を変えてみましょうか。

空色とは違うあずき色で文字を書いてみました。

これだと背景色と文字色の境界がくっきりして見やすくなりました。

 

視認性は上がりましたが、色の持つイメージが真逆なので、しっくりきません。

空色を主張して、さらに文字と背景の境目を見やすくするために、
文字にあずき色の輪郭を入れてみました。

 

最初よりは見やすくはなりましたが、少し輪郭が細いですかね。

輪郭を太くすると視認性は上がりますが、

今度は小豆色の主張が強くなってきますね。

輪郭線の太さを元に戻し、文字の右下にあずき色の影をつけてみました。

こうすることで少し浮かんでいるような印象を与え、

結果的に脳が文字と背景を別物と勝手に認識してくれます。

 

 

 

こんな感じで、デザインの世界で近い色を隣接させる際は遠い色を挟むというのは鉄板です。

 

 

 

さて、ここまで話したうえで昨日発表されたわれらが広島カープの新ユニフォームを見てみましょう。

中国新聞デジタル より引用
中国新聞デジタル より引用

向かって左側のビジター用ユニフォーム、
視認性低すぎじゃあありませんかねぇ…。

HTV「元気丸」より引用
HTV「元気丸」より引用

背番号も、ちょっと見えづらくないですかねぇ…。

 

デザインはいろいろな見せ方や流行がありますが何とも言えませんが、
視認性に関してはデザイン以前の問題なんだけどなぁ。

 

 

 

 

現行のユニフォームが非常に出来が良かっただけに違和感がすごいです(^^;)

現行のビジターユニ(公式グッズサイトより引用)
現行のビジターユニ(公式グッズサイトより引用)