悩み事はまず「可視化・具現化」することから

午前1:

・キーボードの操作「文字の入力、削除、改行、空白の挿入」

・相談「スマホの写真をパソコンに移動したい」

→後日対応、エクスプローラーの操作

 

午前2:

・キーボードの操作「文字の入力、削除、改行、空白の挿入」

 

午前3:

・キーボードの操作「文字の入力、削除、改行、空白の挿入」

・相談「最近購入したばかりのスマホ、すぐに画面が消える」

→省電力設定によるもの。変更も可能だが充電がすぐになくなると説明。

 

午後1:

・座学「掲示物を作る前の情報整理」

 

午後2:

・Excel「セルの書式設定(配置・罫線・塗りつぶし)、列・行の操作」

 

 

 

 

 

パソコン教室には毎日いろいろな悩み・相談が持ち込まれます。

 

内容は生業のことはもちろん、町内会やPTAのしごと、プライベートのことなど多岐にわたります。

 

 

 

「悩み」というのは「理想や目的」と違う「現実」があることで発生します。

そのため、まず悩みを正面から受け止め、まずは理想や目的を具体的に言葉に起こす必要があります。

 

それができたら、次はその理想や目的が達成できない理由を書き出してみましょう。

それらを見比べると、ある程度分類分けすることができるはずです。

 

分類分けができたら、その中で一番何とかできそうな部分から手を付けていきましょう。

特性要因図
特性要因図

こんな考え方をするときに便利なのが、上に書いた「特性要因図」というものです。

見た目が魚の骨に似ているので、別名「フィッシュボーン図」とも呼ばれます。

 

こうやって図に起こすことで、なんだかもやもやとしていた悩みも少し具現化できるはず。

具現化することで頭にも余裕が生まれ、整理して向かうことができます。

 

 

 

こんな考え方、実はパソコンの資格試験などでよく出てくるんですよね。

具体的には特性要因図を含めた「QC7つ道具」なんて言葉で出題されます。

 

パソコンの試験というと、とにかくキーボードをカチャカチャたたくイメージかもしれませんが、

実際にはタイピングの速度を求めるものはかなり少なく、
学生の時のテストと同じく、暗記するものが多いんですよね。

 

しかも、ありがたいことに実生活で使う頻度の高い内容が多いので、
仮に合格しなくても勉強するだけで「役に立つ感」は大きいです。

 

実際私も資格試験の勉強のみ行い、受験していない試験がたくさんあります。

 

 

 

就職で履歴書に書く場合はもちろん合格証が重要ですが、

少しずつ「学歴」よりも「学習歴」が重視されてくる世の中になると思っています。

 

「習ったけど忘れた」ではもったいないですね。