5万円どぶに捨てた話

午前1:

・IMEの操作「文節の操作、IMEパッド、辞書登録」

 

午前2:

・無線マウスの取り付け

・IMEの操作「撥音・長音・拗音の入力」

 

 

 

来年の1月に迫ったWindows 8.1のサポート期限。

Windows 8.1が搭載されたパソコンをご利用の方は、
サポート期限内のWindows 10かWindows 11への更新が必要です。

 

ということで、教室でもWindows 11で学ぶことができるのですが、
それはノートパソコン持ち込みの方のみでした。

 

理由は簡単で、教室のパソコンにWindows 11が搭載されていないからです。

 

 

 

このままじゃまずいとずっと対応策を考えていたのですが、少し時間ができたので調査してみました。

 

Windows 11が動作するかどうかは、「PC正常性チェック」というアプリで診断できます。

教室のパソコンで診断すると、結果は次の通り。

以下の3つの理由で条件を満たしていないと出ました。

  • セキュアブートが有効になっていない
  • TPM 2.0が有効になっていない
  • CPUのバージョンが古い

 

 

ということで、まずはパソコンの設定でセキュアブートとTPMを有効にしました。

あとはこれでCPUを交換すればWindows 11をインストールできます。

 

CPUの交換時に注意するのはソケットといわれる端子の形状。

教室のパソコン「Dell Vostro 3267」は、マザーボード「0RYP79」が備え付けられており、

既存のCPUは「Intel Core i3 6100」が、ソケット「1151LGA」で接続されています。

ということで、ソケット形状「1151LGA」のWindows 11対応CPUを探せばOKです。

早速kakaku.comで該当する商品を検索しました。

該当するCPUは以下の4つでした。

  • インテル Core i5 9400F BOX
  • インテル Core i3 7100T BOX
  • インテル Core i5 7600 BOX
  • インテル Core i5 9400 BOX

さらにここからMicrosoftのWEBサイトで、Windows 11に対応した機種を検索すると…

ありました、i5 9400だけ対応しています。

末尾にFのついているものはグラフィック外付けなので、

実質この9400だけが教室のパソコンでWindows 11に対応しているCPUになります。

 

早速AmazonでWindows 11と一緒に注文。

ついでにメモリも増やしちゃいましょう。

50,000円と大きな買い物ですが、新しくパソコン買うことを考えればこちらのほうが少し安い。

この後Officeも購入する必要がありますがね。

これ一つで2台分使えるので、実際は+17,000円といったところです。

これが3台分ですね。必要経費とはいえ結構痛い…。

 

で、今日届きましたCPU。

意気揚々とメモリを増設、CPUを交換して電源を入れると、

一瞬だけ点いてすぐに消えます。

 

いやな予感をぬぐいつつ、元のCPUに戻すと何事もなかったように起動します。

 

 

 

眉間にしわを寄せながら、念のためマザーボードではなく
PCの型番に「CPU交換」というキーワードを足して検索すると、次の記事がヒット。

 

https://www.dell.com/community/%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%8B%E3%83%86%E3%82%A3%E3%81%AE%E6%96%B0%E6%A9%9F%E8%83%BD/Vostro3267-CPU%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/td-p/7636175

結論から言うと

  • 教室のパソコンには第6世代のCPUまでしか対応しない。
  • Windows 11は第6世代のCPUには対応しない。
  • 教室のパソコンはWindows 11にはできない。

ということでした。

 

まぁ、第6世代に対応したマザーボードに交換すればよいのかもしれませんが、
すでに新品のパソコンを買うのと同じくらいの値段になっちゃいますね。。。

 

なかなかに手痛い出費となってしまいましたが、これも勉強代としましょう。