Windows8.1、Office 2013のサポート期限について

午前1:

・座学「サポート期限について」

・Word「文字書式、段落書式、編集機能」

 

 

 

今日はご予約は1件のみ。

その方が使っているパソコンのOSはWindows 8.1で、来年の1月にサポート期限を迎えます。

 

 

 

OSやWord・Excelといったソフトには「サポート期限」という考え方があります。

「古いものはいつまでもサポートしませんよ」という期限のことです。

 

サポートというと、電話などで操作を教えてもらうことを想像しがちですが、

セキュリティ面での更新も含まれるので、サポート切れのソフトをそのまま使うことは危険です。

 

では、具体的にどうすればよいでしょうか?

 

 

 

一番手っ取り早いのは新しいバージョンのOSが入ったパソコンを購入することです。

これはシンプルですが単純に出費がかさみます。

Word・Excelの入ったパソコンだと、安くて8万円以上が現状の相場です。

 

「そんな余裕ないわ。」

 

という方にお勧めなのは本体はそのままに、OSのみバージョンアップすることです。

ありがたいことに現在無料でアップグレード(更新)できるようになっています。

 

 

 

しかしどんなパソコンでも更新できるわけではありません。

 

OSにはシステム要件があり、これを満たしているパソコンでないと入れることができません。

Windows 8.1が入っていたころのパソコンは、

残念ながらほとんどが最新のWindows 11の要件を満たしていません。

 

 

 

一応、最新ではありませんがシステム要件の少し低いWindows 10を入れるという方法もあります。

Win11とWin10のシステム要件比較。当然Win10のほうが敷居は低いが…
Win11とWin10のシステム要件比較。当然Win10のほうが敷居は低いが…

しかしその場合、2025年にはWindows 10のサポート期限が来てしまうという問題があります。

 

また、Win 8.1がOSとして搭載されたパソコンに入っているOfficeのほとんどが2013で、
こちらも2023年の4月にはサポート期限が来てしまいます。

 

しかも、Officeの場合OSと違い無料バージョンアップがなく、
4万円近い代金を支払って購入する必要が出てきます。

 

 

まぁ、パソコン本体を買うよりは安いでしょうが、

その場合でも今度はハードの故障の可能性が上がってきますね…。

 

 

 

という事で、場合によっては出費を抑える手段もないことはないです。

いずれにしても期限が近付くと品薄になりがちなので、

半年前の今くらいから検討しておいたほうがお勧めです。

教室内にも注意のPOPを掲示しています。

 

気になる方はなんでも聞いてくださいね。