午前1:
・座学「サポート期限について」
・Word「文字書式、段落書式、編集機能」
今日はご予約は1件のみ。
その方が使っているパソコンのOSはWindows 8.1で、来年の1月にサポート期限を迎えます。
OSやWord・Excelといったソフトには「サポート期限」という考え方があります。
「古いものはいつまでもサポートしませんよ」という期限のことです。
サポートというと、電話などで操作を教えてもらうことを想像しがちですが、
セキュリティ面での更新も含まれるので、サポート切れのソフトをそのまま使うことは危険です。
では、具体的にどうすればよいでしょうか?
一番手っ取り早いのは新しいバージョンのOSが入ったパソコンを購入することです。
これはシンプルですが単純に出費がかさみます。
Word・Excelの入ったパソコンだと、安くて8万円以上が現状の相場です。
「そんな余裕ないわ。」
という方にお勧めなのは本体はそのままに、OSのみバージョンアップすることです。
ありがたいことに現在無料でアップグレード(更新)できるようになっています。
しかしどんなパソコンでも更新できるわけではありません。
OSにはシステム要件があり、これを満たしているパソコンでないと入れることができません。
Windows 8.1が入っていたころのパソコンは、
残念ながらほとんどが最新のWindows 11の要件を満たしていません。
一応、最新ではありませんがシステム要件の少し低いWindows 10を入れるという方法もあります。
![Win11とWin10のシステム要件比較。当然Win10のほうが敷居は低いが…](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=666x10000:format=jpg/path/sa1b52bee3b92aa99/image/ieddddee4829a7603/version/1658391374/image.jpg)
しかしその場合、2025年にはWindows 10のサポート期限が来てしまうという問題があります。
また、Win 8.1がOSとして搭載されたパソコンに入っているOfficeのほとんどが2013で、
こちらも2023年の4月にはサポート期限が来てしまいます。
しかも、Officeの場合OSと違い無料バージョンアップがなく、
4万円近い代金を支払って購入する必要が出てきます。
まぁ、パソコン本体を買うよりは安いでしょうが、
その場合でも今度はハードの故障の可能性が上がってきますね…。
という事で、場合によっては出費を抑える手段もないことはないです。
いずれにしても期限が近付くと品薄になりがちなので、
半年前の今くらいから検討しておいたほうがお勧めです。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=666x10000:format=png/path/sa1b52bee3b92aa99/image/i873791ecae6a6989/version/1658390030/image.png)
教室内にも注意のPOPを掲示しています。
気になる方はなんでも聞いてくださいね。