「特に急ぎではないけど」パソコン教室に来る理由

午前1:

・Word「文字書式、段落書式、図の挿入」

 

午前2:

・Word「文字書式、ページ設定」

・座学「フォントについて」

 

午前3:

・Windows10「OSの操作」

・座学「フォントについて」

 

午後1:

・相談、見学

 

午後2:

・相談「子供のオンライン授業で使う書画カメラからパソコンに映像入力されない」

→正しいドライバーがインストールされていない。

 デバイスマネージャーからWEB経由でインストールし改善。

・相談「Wordのボタンがいつもより少ない」

→ブラウザで使う簡易版のWordが起動している。

 スタートボタンより起動してもらうよう説明。

 

 

 

表題について。

パソコン教室やってると、「特に急ぎではないけど」と言って来られる方が多くおられます。

 

お金も時間もかかるのに、「特に急ぎではない」教室に来られる理由がわかりませんでした。

本日見学に来られた方の事情を聞いて、少しだけ腑に落ちました。

 

 

 

先日新しいパソコンに買い替えられたばかりの方。

「パソコンでどんなことをできるようになりたいですか?」と伺っても、特にないご様子。

 

ではなぜ新しいパソコンを買われたのか。

「古いパソコンのセキュリティソフトの更新期限が来たのでついでに。」とのこと。

なるほど。

 

では、古いパソコンは何をする目的で買われたのか。

かなり昔のことだそうですが、記憶をさかのぼってぽつりぽつりと語られました。

 

 

 

「そういえば、友だちがインターネットをやっているのを見て、欲しくなった」と。

でも買っても使い方がわからないと友だちに伝えると「俺が教えてやる」。

で、いざ買ってみたら「俺のと画面が違うからわからん」と断られたそうです。

 

 

 

そうなるとそこにはそれなりの値段で買ったパソコンだけが残ってしまいます。

それがもったいなく感じてパソコン教室にやってきたとのことでした。

 

なるほど、納得。

 

 

 

古いパソコンのセキュリティ対策ソフトの期限が切れた段階で買い替えせずほおっておきそうですが、

最初友だちが楽しそうに使っていたのが頭に引っ掛かっていたのでしょうね。

 

 

 

なぜかパソコンやスマホのサポートって安請け合いされがちです。

そりゃまあ仕入れはなさそうに見えるし、特殊な工具も必要なさそうですからね。

 

そして教える側も簡単に自己顕示欲が満たされそうな気がするのが原因でしょう。

まぁここをご覧の方々はお察しの通り、そんなに簡単な話じゃないですね。

 

 

 

藪をつつけば蛇が出ます。

私もプライベートでは「パソコンなんて全然わからんでなぁ」と言っています。

ちなみに本心ですよ。