Outlookが起動しなくなったら(0x8004010Fほか)

午前1:

・話題「町内会のデジタル化」

・Excel「データの入力規則、計算式の入力、関数(Sumif)」

 

午前2:

・話題「町内会のデジタル化」

・Word「表の挿入、セルの書式」

 

午後1:

・Outlook「受信トレイが見えなくなった」

・フォト「編集(回転、修正)」

・Facebook「記事・画像の投稿」

 

 

 

午後1の方の件。

これまでは何の問題もなくメールのやり取りができていましたが、今日開くと受信トレイがゼロ。

エラー番号を確認したところ「0x8004010F」。

 

これはメールのアカウント情報や送受信履歴をまとめた「Outlookファイル」が何らかの理由でアクセスできないときに表示されるエラーです。

 

 

 

とは言ったものの、存在も知らないであろうOutlookファイルに何らかの手を加えるなんてことは考えにくいです。

 

ところが、先日受講された際にエクスプローラーを使った不要なファイルの削除方法をお伝えしていました。

 

本人さんも自覚があり、「ひょっとしたら要るもん消したかも」と言われていました。

 

 

 

これがビンゴ。

ドキュメントフォルダーに保存されているはずの「Outlookファイル」フォルダーが見当たりません。

 

ゴミ箱を開くとそこの中にありました。

 

 

 

これをもとの位置に戻して一旦は治ったんですが、二つ設定していたアカウントの順番が変わってしまったので、そこを直そうとすると今度はOutlookアプリ自体が起動しなくなってしまいました。。。

 

完全に余計なことしちゃいましたね。

ここまでのまとめ。一番左は「詰み」というより「再考」ですね。
ここまでのまとめ。一番左は「詰み」というより「再考」ですね。

 

ただ、Outlookが起動しなくなったとして、コントロールパネルの「ユーザーアカウント」内の「Mail」から設定を修復できます。

 

 

 

が、実は相談者の方のOutlookはアプリ版で、上記の設定が存在しませんでした。

ということでデスクトップ版をインストールする必要があるのですが、今度はMicrosoftアカウントを失念したとのこと。

 

胃に変な汗が出てきましたが、幸いにもMicrosoftアカウントのWebサイトにアクセスしたところパスワードが保存されており、運よくデスクトップ版のOfficeを再インストールできることが判明。

 

 

 

しかしながら、これだけでは安心できません。

デスクトップ版のOfficeを再インストールするとメールのアカウントが削除されるため、再度設定が必要になります。

 

そうなるとさらにメールのパスワードが必要になってきます。

 

 

 

変な汗が胃の3分の1くらいを占めてきましたが、幸運にもご本人がメールの設定資料は保管されていました。

 

ということで安心して再インストールしてアカウントを再設定して無事過去の受信履歴を見ることができました。

Outlookファイルが存在はしていたので、履歴自体は消えてなかったんですね。

 

 

 

とまぁこう書くと無事改善したように見えるのですが、実はもう一つのアカウントのパスワードが見当たらず、現在も探していただいている途中だったりします。

後半部分のフロー。運が悪いと詰んでましたね。
後半部分のフロー。運が悪いと詰んでましたね。

根本的な原因・解決策としては、簡易的なストア版ではなくデスクトップ版をインストールしておけばよいのですが、じゃあそれを誰がするのかという話です。

 

 

販売店は義務ではないし、購入者もスキルがあるとは限りません。

下手すれば今回の案件を販売店に持っていくと、初期化や買い替えの話になることだってあり得ます。

 

経済の面だけを考えるとそれも完全に否定はできませんが…、自分の立場に置き換えると嫌ですよね。

 

 

 

まぁ細かいことはおいておいて、要は困ったら相談してくださいということですね(苦笑