接続部が破損した外付けHDDケースから中身を救出する

午前1:

・Excel「セルの書式設定、列・行の操作、編集機能(繰り返し)」

 

午前2:

・Android「アプリのアンインストール・インストール」

・LINE「友達追加(QRコード)」

・Windows「画像ファイルの印刷」

・Word「画像の挿入」

 

午後1:

・相談「確定申告に必要な前職の源泉徴収票をWEB上から確認したい」

→前職の専用サイトから確認するも、表示なし。

 給与明細から確認すると、所得税は徴収されている。

 電話で直接確認するとサイトのほうが遅れているとのこと。

 郵送で送ってもらうことに。

 現在の職場にも連絡を入れ、締め切りを配慮してもらう。

 

 

 

今日のブログのネタは何にしようかなぁと考えているときに、急患がやってきました。

外付けHDD(ハードディスク)が壊れてデータが見えなくなったとのこと。

拝見すると、どうやら壊れているのは接続口のはんだ付け部分のみの様子。

 

持ち込まれた外付けHDDはIODATA製のHDTP-UTシリーズ

接続口をのぞき込むと直接基盤が見えます。

本当ならケーブルを挟めるような形状の金属片が見えるはず。

画像は価格.comより拝借。
画像は価格.comより拝借。

上の画像が正式な状態。

ちょっと醜いですが、差込口すぐに金属片が見えます。

どうやら力がかかってこの部分が取れてしまったようです。

 

逆に言えば内部のHDDは無事なはず。

そもそもパソコンに内蔵されるHDDは、SATAと呼ばれる端子でパソコンの基盤(マザーボード)と接続されています。

 

これを外付けでUSBなどの端子で接続するためには、端子を変換する基盤と物理的にHDDを守るケースが必要になるというわけです。

 

裸のHDDを入れるためのケースであれば容易に開け閉めができる構造になっていますが、周囲を確認してもねじやスライドできる箇所はなさそうです。

 

ならば・・・

力こそ正義。

 

どこの家庭にもある分解工房を使って接続部を無理やり空けていきます。

ふた部分のプラスチックが破損してしまいましたが、どのみち接続部が破壊されているケースです。

相談者の方も事前に了承済みです。

この後ケースから外すのは、固定されているわけでもなくただ取り出すだけ。

ものによってはさらにドライバーでねじを開ける工程などが必要になります。

(写真は事後撮影した別のHDDです。)
(写真は事後撮影した別のHDDです。)

心配したSATA部分は目立った外傷なし。

教室の備品用ケースに入れ替えて中身のデータを確認。

中身に問題なし。

お急ぎかつケースの在庫がなかったので、そのまま教室の備品用ケースに入れて持ち帰りいただき、後日改めて新品ケースと交換することに。

 

中身のHDDが物理的に損傷していればデータの救出は困難ですが、外傷のみでよかったです。

 

 

 

今回の内容、もちろん自己責任でお願いします。