智頭は「ちず?それともちづ?」

午前1:

・IMEの操作「変換(英数・カタカナ)、変換対象文節の移動」

 

 

 

日本語には、読みは同じだけど文字の違うひらがなが2種類あります。

「じ」と「ぢ」、「ず」と「づ」ですね。

 

パソコンやスマホなどの情報機器で日本語を入力する際、

ローマ字入力を利用するほとんどの人が

一度は戸惑ったことがあるのではないでしょうか。

 

「じ」と「ず」は「ざ」行なので子音は「Z」、

「じ」は「ZI」(JIでもOK)、「ず」は「ZU」で入力できます。

 

「ぢ」と「づ」は「だ」行なので子音は「D」、

「ぢ」は「DI」、「づ」は「DU」で入力ですね。

 

漢字に変換する際は、正しいひらがなを入力していないと変換されません。

 

 

 

ではこれらの文字、何をもとにダ行かザ行か見極めればよいのでしょうか。

この仕事してると年に数回は聞かれるので調査済みですよ。

1.同音が連続する場合はダ行を使う

「ちぢむ」とか「つづく」とか。

でも「いちじく」だけは違うそうで。

なんでも語源が外国語だからだそうです。

2.2つの言葉がくっついたものは元の読みに濁点を

例えば「鼻血」。

「はな(鼻)」+「ち(血)」だから「はなぢ」。

「御飯茶碗」とかも。

3.地は「ジ」、図は「ズ」

例外として…、

「地」は「ち」と読めますが、(例:土地)

もう一つ「じ」という読みも持っています。

 

そのため、濁る場合は「じ」濁らない場合は「ち」というちょっと変わった漢字です。

 

 

 

いずれにしてもパソコンの場合はわからなければ両方のパターンで入力して、

変換できるかどうかでどちらが正しいか確認ができます。

 

 

 

それではここでクイズ。

 

次の3つの漢字をそれぞれローマ字入力する際、

ザ行・ダ行どちらが正解でしょうか?

  1. 八頭
  2. 智頭
  3. 日吉津

正解は実際に目の前のパソコン・スマホ・タブレットで変換してみましょう。

なかなか面白い結果になるはずですよ。