午前1:
・わからないことを調べる方法
「子供を東大に入れるには」
「大根をおいしく煮る方法」
「楽して稼げる方法」
「鍋の底の焦げを上手にとる方法」
「寝起きに体の右側が痛い」
「スズランの株分けの仕方」
生きていると様々なことに悩みますが、
現代ではそのやり方・解決方法をインターネットを通じて調べることができます。
現代社会で最も必要とされるスキルかもしれませんね。
【仕組み】
厳密にいうと「絶対的回答」が出るのではなく、
そのホームページに書いた人のあくまで「回答の一つ」を見ることができる、ということですが。
そしてその「回答の一つ」も、最低限インターネットに情報を発信できる人という制限が加わるので、
まったくもって弱い回答ではあるのですが、そのあたりは置いておいて。。。
【操作】
具体的には「Google」や「Yahoo!Japan」「Bing」などの検索サイトに行き、
冒頭にあったような調べたい内容を入力するだけで、
それらの文字列が記載されたサイトが抽出されるます。
もっと言うと最近のブラウザー(ホームページを見るソフト)は、
URL(ホームページの番地)が表示されている場所(アドレスバー)に
直接キーワードを入力すればさらに素早く検索できます。
【補足】
最近はSNSの普及に伴い、ネット上の情報自体が増え、
「こんなこと誰も考えとらんだろう」なんて質問でも大体検索で引っかかるようになりました。
(むしろ、検索サイトで1件も引っかからない言葉を探すほうが大変かも)
【結論】
なので、「回答」を覚えていなくても、
「回答を求める(調べる)方法」だけ覚えておけば、
結果回答っぽいものを引っ張り出すことができるようになりました。
【本題】
それでもなおいまだに「わからないことを調べる方法」よりも
「鍋の底の焦げを取る方法」を覚えようとする方も少なくないのが現実です。
これにはいくつか原因があり、
- 検索して得た成功経験が少ない
- 検索するよりも早く教えてくれる人が身近にいる
- そもそも解決できなくてもそんなに困らない
- 検索という仕組み、またはやり方を知らない
あたりが多いと感じています。
教える側としては「検索した結果を生かすことでこんなに差が出るんだ!」と、
労力<結果を体感させることが重要でしょうね。
操作や仕組みは二の次です。
多分10回程度では覚えようとしないでしょう。
100回くらいやってみて「あれ、これ結局検索方法自体を覚えちゃえば早いじゃん」となるのでしょう。
てなことで、教室では何か聞かれてもすぐには答えず、
私が検索して答えまでたどり着くさまを見てもらっています。
簡単に「検索サイトにキーワードを入力して、そこに書いてあることすればいいが」といいますが、
そもそもブラウザーの立ち上げ、URL・キーワードの入力(半角・全角や変換)、
元に戻すやタブなどのブラウザーの操作など、結構ウエイトがあるもので、
ほかの操作と同様、数回で覚えきれるものではありませんね。
もし仮に数回で覚えきれると思っているのであれば、
それは老化や頭の不出来ではなくただの傲(おご)りなのでご安心くださいと毎回お答えしてます。
このタイトルで引っかかってブログ見に来る人いるんだろうか(笑)