ローマ字入力で小さい「や」や「つ」を打つ方法

午前1:

・Word「入力補助機能」

・座学「ネット上の詐欺広告」

 

午前2:

・Excel「データの入力規則」

・座学「ネット上の詐欺広告」

 

午前3:

・Word「アウトライン機能」

・座学「ネット上の詐欺広告」

 

午後1:

・IMEの操作「拗音・促音の入力」

 

午後2:

・Excel「オートフィル、タイトル行、フッター」

 

午後3:

・Word「段落書式、ページ書式、セクションの操作、書式のコピー/貼り付け」

 

 

 

皆さんはキーボードを使って日本語入力をする際、

かな入力ですか?ローマ字入力ですか?

 

かな入力はキーボードに記載されているかながそのまま入力される方式で、

ローマ字入力はアルファベットを使いローマ字で考える入力方式です。

 

例を挙げると「か」と入力する際に、

を押す方は「ローマ字入力」です。

を押す方は「かな入力」ということになります。

これ知らんと↑みたいになります。

 

最近はスマホの普及で、若い世代の方でもかな入力派が増えてきてたりします。

 

 

 

これだけ見るとかな入力のほうがわかりやすそうなのですが、

かな入力は、「あ」~「ん」の50個のキーの配置を覚える必要があります。

 

それに比べてローマ字入力は、母音の「A・I・U・E・O」と、

子音の「K・S・T・N・H・M・Y・R・W」の14個のキーを覚えるだけで済みます。

 

「暗記が得意だ!」と胸を張って言える方以外はローマ字入力をお勧めします。

 

 

 

しかしそんなローマ字入力にも弱点があり、

それが「拗音(ようおん)」と「促音(そくおん)」の入力です。

 

拗音とは「きゃ」や「ちゃ」などの小さいや・ゆ・よが入る文字で、

促音は小さい「っ」のことを指します。

 

いずれも、前述の子音+拗音の前に「X」または「L」を入れることで入力できます。

小さい「ゃ」なら「XYA」、小さい「っ」なら「XTU」という具合ですね。

 

 

 

ですが、この入力方法だとかなり打刻するキーの数が多くなってしまいます。

「きゃ」なら「KI(き)XYA(ゃ)」の5個ですね。

 

 

 

これを少し早く打つ方法があります。

「きゃ」の場合、「KYA」と入力する方法です。

 

なんで「KYA」で打てるのか、解説しましょう。

 

 

 

「きゃ」の「ゃ」が大きい「や」は「きや」→「KI(き)YA(や)」になります。

 

「きや」と発声するときの口の動きを再現してみてください。

」「」と、2回口が動いたと思います。

今度は「きゃ」と発声するときの口の動きを再現してみてください。

おそらく「」という形一つで表現できたと思います。

「きや」は「いあ」という2つの母音があり、

「きゃ」は「」という1つの母音しかない、

つまり「い」という母音はないと理解できると思います。

 

 

そこから転じて「き」と「や」を表す子音「K(か行)」「Y(や行)」の後に母音の「A」、

つまり「KYA」で「きゃ」を入力することができます。

(「KIYA」から「Iを除く、とも言えますね。)

 

 

 

そして促音、すなわち小さい「っ」は、

「っ」の次の文字の子音を1回多く打刻すれば一緒に入力されます。

 

例えば「かっぱ」と入力する際は「か(KA)」を入力した後、

PPA」と打刻すると「っぱ」と入力されます。

 

 

 

これらを考慮すると、「きゃっと(きゃっと)」は

「KYA(きゃ)TTO(っと)」で6回の打刻で入力できますが、

知らないと「KI(き)XYA(ゃ)XTU(っ)TO(と)」で10個の打刻が必要です。

 

たかが4個の差と侮るなかれ。

 

これが6秒と10秒、6分と10分、6時間と10時間、

しいては6年と10年の差になると考えると、

人生かなり損した気分になります。

 

 

 

ちなみにこういったキーボードで日本語を入力する際の決まり事をIMEといいます。

正式名称は「Input Method Editor」。

 

タイピングを早める努力も大切ですが、

IMEの決まり事をしっかり押さえておくことも、

文字入力を早くする一つのポイントですね。