しいて言うなら犯人は「浅い善意」

午後1:

・Power Point「スライドの操作、画面切り替え」

 

午後2:

・ハードウェアの操作「キーボードの操作」

 

午後3:

・座学「基本的な考え方(パソコンに限らず)」

 

午後4:

・Word「セクションの操作、表の操作」

 

 

 

昨日の受講予約は0件でしたが、

見学の方が1名おられました。

 

ここ10年くらいで非常に多くなった、

「職場にはひな形が作られており、そこにデータを入力する程度」に使われる方だそうです。

 

 

 

パソコンの勉強だけを見ると、このひな形、絶妙に曲者なんです。

 

ゼロから作るチャンス(?)を奪い、

しかもそのひな形自体も正しい作り方がされている保証はなく、

絶対的信頼も置けません。

 

事実過去に見させてもらったひな形は、90%以上が問題のある作り方がしてありました。

(国や県の申請書のWordファイルなどでもしょっちゅうです。)

 

これは元々のひな形を作る人は、WordやExcelのエキスパートではないことが原因です。

良かれと思って全力善意で作っているのですが、これは仕方ないことです。

 

そしてそのひな形を受け継いだ後輩社員さんは、

それを使い続けるという悪循環が全国で起きています。

 

荒廃や部下のほうが完全にスキル・経験的に上であっても、

後輩や部下ではなかなか言い出せないというのもあるでしょう。

 

何より、「こちらのほうが正しい」と断言するのは勇気が必要ですよね。

 

 

 

そんなわけで、20年前に公民館などで文書の作り方を習った方々が作成した、

20年前の作り方のひな形が、日本全国で使われているのです。

 

そして最初の話に戻り、

ひな形が作ってあるのでひな形を作るスキルは必要なくなっている現状があります。

 

普段はそれでも支障がないのですが、

少しでも業務のやり方や環境が変わると変化に対応できなくなります。

コロナ禍でのテレワークで苦労されている方々がまさにそれでしょう。

 

 

 

そういう意味ではゼロから起業するって一番の勉強と経験になりますが、

誰もが経験できることでないのは当然のことだと思います。

 

教室ではそんな「ひな形から作ってみる」を疑似体験できる練習問題を、豊富に用意しております。

 

 

 

テキストで基本となる操作(テクニック)を身に着けて、

練習問題でその操作を使うシチュエーションを体験して、

印象強く脳に記憶させていきましょう。