Wordのアウトラインレベルとスタイルの紐づけ

午前1:

・Power Point「アニメーションの設定」

 

午前2:

・Word「アウトラインレベル」「箇条書き・段落番号の詳細設定」

 

 

 

Wordのアウトラインレベルとスタイル、および段落番号。

個人的にはWordの中で最も難解でありメリットの大きい設定と考えます。

 

そもそも「アウトラインレベル」という考え方自体マイナーですね。

約款や法律・条例などの長い文章の目次で考えるとわかりやすいです。

 

「第1章、第1節、第1項…」などと表示されるものです。

 

下の例ならば、

  • 第1章…ハードウェア、ソフトウェア
  • 第1節…本体、周辺機器、OS、アプリケーション、ファイル
  • 第1項…CPU、メモリ、ハードディスク、マウス、キーボード…

となります。

 

さらにレベルにスタイルを紐づけることで、

同じレベルの文字・段落は書式を統一することができ、

体裁を美しく整えることができる、というものです。

レベル1 フォントサイズ:24pt、段落の網掛け:黒、フォントの色:白、段落前の間隔:1行
レベル2 

 フォントサイズ:16pt、段落の罫線:下のみ赤の実線、

フォントの色:黒、段落前の間隔:0.5行、左インデント:2字

レベル3 フォントサイズ:9pt、左インデント:4字

上記のスタイルを紐づけることで、

以下のように体裁が整います。

ただ単に羅列されていた情報が分類化して表示されることで、

読み手の理解の手助けをしてくれます。

 

書き手側としても伝えたい情報を整理する良いきっかけになりますし、

何より修正・加筆時にアウトラインレベルのみ指定してやれば

書式を設定しなくてもよいという、大きなメリットがあります。

 

 

 

人前で話すときにうまくしゃべれない、

文書がうまくまとめられないという方は、

このアウトライン化ができていないことが多いですね。

 

私は考え方を整理したいときによく使っている機能です。

印刷をしない、Wordの珍しい使い方でしょうね。