HDDからSSDに換装する流れ

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帰宅後、SSD換装完了したPCの受け渡し

 

 

 

うちの教室の会員さんのノートパソコンはほとんどこの「SSD」への換装をお勧めしています。

 

SSDとは、HDD(ハードディスクドライブ)と同じ、

データを入れる部品(ストレージ)の一つです。

SSDはHDDと比べ、データの読み書きのスピードが速いです。

 

データの読み書きが速くなれば、Windowsの起動・終了や、

後ろで動作しているセキュリティ対策ソフトの情報更新などが速くなるため、

ストレスなくパソコンを扱うことができます。

 

 

 

今日はSSDに交換する作業(換装)の手順を書いておきましょう。

あくまで備忘録と解説用なので、動作保証はしておりません。

実行される際は自己責任でお願いします。

 

流れは以下の通り。

  1. HDDのパーティション圧縮
  2. HDD右SSDへのクローン(複製)
  3. SSDのパーティション拡張
  4. HDDの外付け化と初期化
  5. システムバックアップ

まず最初にHDDのパーティションをSSDのサイズに合わせて圧縮します。

実際のファイルサイズは関係なく、パーティションのサイズが入る必要があります。

もともとは931GB、パンパンまでパーティションが用意されています。

実際に使っているのは200GB弱だったので、今回用意したSSDは500GBのもの。

そこに入るようになるまで、Cドライブのパーティションを縮小します。

 

パーティションの圧縮・拡張は、Aomei Partition Assistant Standard版というソフトを使っています。

一番右の空白が未割り当ての領域です。

こうすれば500GBのSSDにクローン(複製)できます。

HDDからSSDへのクローンをするために、

2.5インチケースのUSBケーブルでSSDをパソコンに接続します。

このケースは最終的にHDDを取り付けて使用します。

複製にはEaseUS Todo Backup Freeというフリーソフトを使用します。

まるまるクローンするだけなら無料で使用できます。

クローンが終わったら本体のネジを外してHDDを取り外します。

そしてクローンされたSSDを取り付けなおします。

このままだと微妙に未割り当ての領域が残るので、

Cドライブのパーティションを目いっぱい広げておきましょう。


換装だけならここまでで作業完了ですが、

このままだと容量は大きい内蔵HDDがもったいないので、

ケースを使って外付けHDDにしちゃいましょう。

もちろんデータが入っているので、

データを削除して、巨大なパーティションを作っておきましょう。

あとはシステムバックアップデータなどを入れておきましょう。

Before

After


最後に換装前と換装後のデータの読み書き速度の比較をしておきましょう。

左がHDD使用時、右がSSD使用時です。

読み書きともに5倍以上改善されていることがわかります。

 

実際触ってみると5倍のスピードアップは圧巻ですよ。